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 今はもう閉鎖してしまった、昔、私が管理していた、知る人ぞ知る管理者の裏ページに書いたデータが出てきました。
ワンちゃんの事も書いています。

「ワンとの出会い」
もう歯は生えていた頃でしょうか、、、、。
思い切り力を入れて噛みついていたと思います。あの時の少しひやりとした耳裏の感触と、表に密生した毛の感触を思い出せそうな気がします。
物心付いた頃、我が家には番犬のシェパードが飼われていました。よちよち歩きの頃、私が居なくなったと大騒ぎになったことが有ったそうです。
私と言えば、この番犬の小屋に入って一緒に寝ていたそうな。、、、、
そんな強面の番犬の耳に容赦なく噛みつくのがわたし、、、、以下略、、、、。


「何度目かの別れ」
2001.2.22 愛犬死去

今朝、愛犬が逝った。
年齢、今年6月で8才。うちに来て、7年だった。

 私の実家では犬でも猫でも切らさずに飼っていた。妻は一度も飼ったことがなかった。
家を建てた年、子供の情緒育成のためにもと、一匹のシーズー犬を飼い始めたが、どうやら身内同士の掛け合わせのためか、始めから体の弱い犬だった。飼い始めて2,3ヶ月もたった頃急性の肝炎に冒されこの世とあの世をさまよった。
何とか取り直してそれから大きな病気をすることもなく育っていったが、体の弱い分おとなしく、他の犬に吠え掛かると言うこともなく、神経の細やかな犬だった。

 犬も家の中で飼っていると、人の話が分かるようになる。特筆ものは「ううーん」という鳴き声を飼い主の音程に合わせて真似る事だった。指を指し「あっちに行け」と指図をすると、指さした方向に向かう。
 下の世話を嫌がっていた妻も、うちの犬なら平気と言うようになり、始めは嫌がっていた自分のベッドにも呼ぶようになった。本当にかわいがっていた。

 1年ほど前からアトピー性の皮膚炎の様になり、治療のため病院通いをするようになったが、改善の兆しを見せない。病院も変えた。紹介で北大の獣医学部の門も叩いた。
脳下垂体の異常と副腎に腫瘍の疑いが有ることは分かったが、投薬による治療には効果が現れず、ついに22日息を引き取った。(最終検査で悪性リンパ腫だと判明。しかしそれは23日だった。)

 7年間の短い間だったが、我が家にとっては最高の犬だった。家族が怪我や皮膚炎を起こすとどうやって分かるのか、傷を探し出しては舐めようとした。夫婦げんかの時は子供の部屋に待避。その様子を見ると「やばい」と思う。家族にとっては精神科医の主治医のような犬だった。 
sごろり1997/11/16

 生き物を飼うと、どうしてもその最後に死を看取らなければいけない。
飼ったからには最後まで面倒を見る。そして生の尊厳を教えてもらって送り出す。
そんな事を子供達にも教えたくて飼い始めたし、私は何度となくそんな別れを経験しているが、それでも辛い。犬は使命感が有ったのだろうか、危篤状態が1日続き22日の朝は迎えられないだろうと思っていたが、朝私の寝室には苦しそうだがはっきりと息をしている愛犬がいた。息子に布団ごとそっと茶の間に下ろさせ、妻や子供がのぞき込み順に挨拶をすませ、乾いた目に妻が目薬を垂らそうとしたときに、大きくのびをして「もう逝きます」のサインを送った。妻が「もう駄目」と言ったときには、まだかすかに脈は有った。思わず口を付けて息を吹き込んだ。何度か吹き込んで、苦しそうに自力で息を吸ったとき「もう俺は逝くよ。もういいよ。」と言う目をしたのをはっきりと感じた。そのとたん脈は途絶えた。
 家族全員が看取った死だった。最後の最後まで飼い主の思いに忠実に応えようとしたのだろう。これが「命なんだよ」と。
ありがとな。犬の名は「タム」 漢字では多夢だった。





私は泣くことにしています。
私の父や母は、子供の前で涙は見せまいと、ぐっと堪えていました。
父や母が愛犬や愛猫を亡くして涙を見せるようになったのは、私が30を越えてからです。
悲しみを乗り越えるのは少なくとも1年は掛かります。私も妻も、今でも愛犬を思い出して涙が出ます。それは仕方のないことだと思っています。
でも、悲しさや寂しさは一生続くものではありません。いつか癒えます。
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ここからは、当時を思い出しての回想。書き足して行きます。

タムとの別れで出勤や通学時間が遅れてしまい、私は午前中休みを取りました。
真っ赤に目を腫らした子供達を学校に送り、火葬の準備のため帰宅する車の中では私が泣きました。どうやっても涙を止められないのです。
帰宅すると妻はタムに語りかけ、涙を、固くなり始めた彼の体の上にこぼしています。
「どうしてもっと早く気が付いてやれなかったんだろう、もっと治療の方法があったんじゃないの」自問自答するように話しかけています。
タムは一日の殆どの時間を妻と過ごしていましたから、完璧なママっ子だったんです。
妻にとっては初めての飼い犬で、躾の方法もわからず、お風呂も初めて、勿論何を要求されているかなど犬の気持ちは理解不能。そんな彼女のワン先生がタムだったんでしょう。

sタムぬいぐるみ3
段ボールに普段から使っていたタオルを敷き詰め、すっかり硬直してしまった体をくるみ、彼の大好きだったオモチャを一緒にならべ、大好きだった食べ物を入れ、大好きだった大好きだったタムへの気持ちも詰め込んで、火葬場へと向かいました。行きの車では妻は彼に話しかけていますが、私は声がつまりそうで、話しかける勇気も出ません。お昼少し前、タムは白い煙と共に空に登って行きました。
Secret

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