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 いつもの森の入り口に着くと、Luckyさんが言う。
「クマゲラがまた出ましたよ。ほらあそこ」と指を指す方向を見ると、雀くらいしかない黒い鳥が木の幹にとまっている。望遠レンズを付けたカメラのファインダーで覗くと、確かに頭頂に赤冠はあるけど、やたらと小さい。体長は雀ほどしかない。子供は今頃生まれる訳もなく、、、、、、ファインダー越しにじっと凝視していると、今度はインコの形にも見える、、、、、、、。
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と、ここで目が覚めた。
6時ちょっと前。妻、休日日。
一緒に行きそうな口ぶりだった妻に声を掛けるが、だめぇ、寝るぅとのこと。
ひとり身支度をして、カメラを抱えて出かけたのは、夢の中と同じ森。Luckyさんは後から来るそうだ。
入り口に入ったとたんに、大きなドラミングが聞こえる。今度は本物、現(うつつ)である。音の方向を確かめていると、ケッケッケケケケケと夢の中で出てきた、木を渡るときのクマゲラの声がする。
周りには人の気配はなく、何処に焦点を合わせるわけでもなく、ただ前を向き、全身で生き物の気配を捉えようと息も凝らす。この一瞬は、森に限らず、川遊びもする私のお祈りの様なもの。
他の鳥のさえずりは全く聞こえないが、クマゲラの気配とリスのクルミを囓る音だけが伝わる。

 ドラミングの方向に進む。
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こうやって直線的に進めるのも残雪がある今だけで、雪が解けると自然の植物が生い茂る山なので、散策路以外足を踏み入れることは出来ない。
いたっ、木を渡り飛ぶ黒い鳥、しかも小型のカラスかと思われるほど大きい。夢の中のクマゲラの何倍も大きい。
飛び渡った木へゆっくりと近づき、カメラを構えるがすぐに飛び立つ。つかず離れず、50mほどの距離をあけ、森の中を上ったり降りたり、ウィンドブレーカーの中は汗でびっしょりになってしまった。

 野鳥を追いかけてはいけない。本当はじっと近づくのを待っているのが基本。
残雪が消える来週には追いかけたくとも、基本に戻らざるを得ない。
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頭の赤冠から、前回会った個体とは違うようだ。大きさから見て、雄だと思う。



携帯が鳴った。「これから出ます。」Luckyさんからだ。
遅いよぉ~。
急げぇ~!!
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