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8日目 寂しいかなトルコ最終日。
イスタンブールは何と魅力的な街なのでしょう。
金角湾に架かるアタチュルク橋を南に渡り、ここから東側一帯はイスタンブールの旧市街地となります。そこはヨーロッパでもアジアでもなく、イスタンブールと言う形容以外、言い表すことが出来ない街があります。

 
 

 今日の午前中は、スタンアフメット・ジャーミィまたの名をブルーモスクからトプカプ宮殿までを観光し、午後から夕食時間まで自由行動となります。
 
Istanbulマップ

 そしてイスタンブール21:20、大韓航空956便で帰路へ就かなければなりません。
朝からスーツケースの中身と、手荷物で持ち歩くものとに気を配らなければなりません。
手荷物は、アタチュルク空港でスーツケースに移さない限り、乗り換えの韓国でも手荷物になってしまいます。
ものによっては、韓国で持ち込み拒否なんてことにもなりかねません。
宿泊ホテルは、トルコに着いたときに泊まったホテルなので、レストランや他の施設、部屋の様子も分かっていますので、何かと楽です。朝ご飯も早めに済ませ、荷造り準備も済ませていたので、余裕が有りすぎるくらい早めに集合場所のロビーに降りてきました。
フロントの様子を見ていると、相変わらず愛想がないです。どの客にも笑顔を見せません。
そんな様子を眺めながら、PCから実家に電話してみました。「何かお土産に欲しいものない?」、、、いつものようにお土産らしいお土産を買わない私ですが、本日はちょいとお目当てのものがあるんです。



 さあトルコ最後の観光に出掛けましょう。
まずは別名の方が有名なブルーモスクと言われるスルタンアフメット・ジャーミー。このモスクだけ尖塔が6本。内部はイズニックという町で作られた、青い花柄のタイルで飾られているのが、その名の由来だそうですが、写真に上手く納めることが出来ませんでした。そして信者によって寄進されたという赤い絨毯も見事ですが、本日はビデオ撮影を多くしたので、これも写真にありません。まあこの辺りの説明は、観光案内書や他のウェブサイトにも解説が豊富ですので、そちらにお任せします。

 私としてはアヤソフィア博物館に興味があったのですが、何故か素通りでトプカプ宮殿に向かいます。現地のガイドさんは盛んに多神教について話していましたので、キリストに関連する場所のせいなのかと、要らぬ邪推をしてしまったりします。日本人の大部分の人は、盆は迎えますし、クリスマスは楽しみます。正月には神社参拝も、、、、信教にはまったく頓着無しの生活ですので、一神教の生活や信条を理解できないのかも知れません。
ただ現地ガイドさんはブルーモスクの中でも力説します。平和を願わない教義はどの宗教にもない。イスラム諸国VSキリスト教国の軋轢は、十字軍に端を発すると言うより、産油国とその覇権と言った構図なのだと。そしてモスクの中では平和を願う説教しか行われないのだと。
トルコでは、最初に訪れたトロイの遺跡から、今日のような文化施設の入り口では飛行機に乗り込むときと同じように、持ち物検査や金属探知検査が行われます。それは自分の国を守るための一つの方法なのですね。

Istanbul-2.jpg
      上左:トプカプ宮殿からボスポラス海峡 左ヨーロッパ、右アジア
      上中:ハレム内 上右:トプカプ宮殿内
      中左:トプカプ宮殿入り口門 右:スルタンアフメット・ジャーミー
      下左:スルタンアフメット・ジャーミー内部


 色々な文化や価値観に接することが出来るのが、海外旅行の魅力のひとつです。個人で旅行すればもっと、嫌でも肌に感じるものがあるのでしょうね。特にイスラム教圏入門にもトルコは良いのかも知れません。
そんな難しいことを考えずとも、この国は楽しい。数えると14カ国目の訪問地になりましたが、興味の尽きない国になりました。

 さてトプカプ宮殿ですが、入場したのが10時前だったこともあってまだ空いていたのですが、それもあっという間に人、人、人になりました。特に86カラットあると言われる涙型のダイヤ(スプーン屋のダイヤモンド)を展示してある宝物館、第4の部屋を見るなら真っ先に並んだ方が良さそうです。謁見の間の前で以後の時間割の説明を受けている間に、長蛇の列になってしまいました。そしてようやく入れると、見る前から「はい、急いで急いでぇ」と警備員がまくし立てます。

 ハレムは別の博物館として扱われています。入場料は15TL。
ツアー料金には含まれていません。だいたい何処でも入場料はこの位しますので、個人で行動するときはこの料金も予算に入れなければなりません。でもハレムと聞くと一度は入ってみなければ、、、、。
ところでハレムと言うと娼婦を想像しがちですが、芸者を娼婦と思っているのと同じ誤解だそうです。3歳頃から語学や舞踏、礼儀作法の英才教育を受けるんだそうです。いずれも才能溢れる美女達だったといいます。そしてハレムを出された後は、引く手あまたで富豪に嫁ぐものも多かったとか。そんなハレムですが、ここに入る前に「耳太郎」と呼ばれる日本語音声案内器を借りられることをお勧めします。宮殿を入ったすぐ横に貸し出し受付がありますが、私たちは、これを借りないで入ってしまい、ハレム内の説明板を読み切れずに出てきてしまいました。見学時間も最低30分以上はみた方が良さそうです。途中で集合時間も迫ってきて、係の人に出口を聞いて、駆け足で出てくる羽目になってしまいました。
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いやはや、説明板に判らない単語が多すぎまして、後から写真の整理がつきません、、、、(-_-;)




 お昼ご飯は、クムカプ駅近くのレストランで魚料理を頂きました。
トルコで魚を食べるようになったのは最近(と言ってもいつのころか)だそうですが、実は妻、魚くさいのが苦手。私はと言うと、もうすっかりトルコの味に馴染んでしまって、この魚料理も楽しめました。更にこの店のフランスパンが美味しくて、皿に残ったオリーブ油も拭き取って食べちゃいました。夫婦二人してカメラをバスに置きっ放しにして、この店の料理の写真が有りません。

 旅行でその地を存分に楽しむ方法は、その地の言葉を聞き、その地の人と話し、その地の食べ物を口に入れること。残念なことに私にはトルコ語はちんぷんかんぷんで、何を言っているのか全く分かりません。2番目の、人と話すのも今回の旅行ではほとんどないに等しいくらいでしたが、3番目の食べることは何とかなったようです。

 さて午後からの自由時間ですが、ガラタ橋袂のエミノニュ広場で下ろしてくれて、此処が集合場所とのことです。これは嬉しい集合場所です。
何せこの広場に面したエジプシャン・バザールが私たちが行こうとしていた目的地でしたので、願ったり叶ったりです。

 広場で降りると、広場はプランターに植えられた色とりどりのチューリップに埋められ、広場とガラタ橋の間をケネディ通が、トプカプ宮殿の東側をぐるりと旧市街地を回るようについていて、橋のたもとにはイェニ・ジャーミーが、金角湾を背にするとスレイマニエ・ジャーミーのドームと尖塔が目に入ります。

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ガラタ橋から広場方向

余談になりますが、お昼ご飯に向かう途中でケネディ通り、トプカプ宮殿を囲むコンスタンティヌスの城壁が見える辺り、ボスポラス海峡入り口辺りでは、ジャンプしながら黒海へと移動するイルカの群れを見ることが出来ました。写真に撮ることが出来なかったのは残念ですが、この時期は移動の時期だと言うことです。

 話を戻して、エジプシャン・バザール自体は小さいのですが、ここに続いたり、ここから出たりする道路には、びっちりと商店が続き、この道は金物屋、この道は衣服、この道はカーテンとか、道ごとにまとまりがあるようです。どの道も人で溢れています。

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人気のコーヒー豆屋さんらしく、長蛇の列が続いていました。
これを見て、私たちも「買ってみる?」と顔を見合わせました。


 ファインダーを覗き込んだり、モニターを凝視していることが多いので、ポケットなどには貴重品は入れないようにしています。
「あっ、もの落としましたよ!」って言って注意をそらし、荷物の置き引きや、スリをしようとする輩がいると聞いていました。この手口知っていて注意はしていたのですが、実際にやられると簡単にだまされるものですね。置き引きやスリではなかったのですが、この「何か落としましたよ」は店先に立つお兄ちゃんに、すっかりだまされました。
「えっ、何? 何処に?」ってやってると、「こっちに転がって、、、」と自分の店へ誘導しようとします。これが悪意のある人だったら、すっかり術中にはまっていたところです。
親しく声を掛けて来てもついて行かない、出された飲み物を不用意に飲まないが鉄則。

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でもこれも買い物をした店でチャイを出してくれたので、何の疑念もなく飲んでしまって、店を出てから、妻と「あ~っ、飲んじゃったぁ」と顔を見合わせる始末。(バザール内の店でサービスで出されるチャイは大丈夫だと判断しちゃいましたが)皆さんはくれぐれもご用心下さい。

 ここのバザールでも値段交渉が出来ますが、最終日で時間のないのはこちらは分が悪いですね。ゆっくり楽しみながら値引き交渉が出来ませんので、ある程度自分の財布と折り合いがついたところで、決断しなければなりません。
値段の相場や、品質の見極めもある程度、前知識が必要かと思います。
スパイスの中ではやはりサフランは高価でしたね。エジプシャンバザール内はスパイス店が多いのですが、saffranと書いて、店の前に袋詰めなどにして売っているサフランは、本物のサフランではなさそうです。お土産用のスパイスセットなどに付いているサフランは、色も黄色っぽく、これは何の蘂なのだろうと思ってしまいます。現地ガイドさんに聞いたら、あれは△□(覚えていない)の花のもので、サフランじゃないと教えてくれました。ちゃんとしたサフランは、どの店もレジの傍か、店奥の棚にビン入れ置いてあるようで、値段も交渉しなければ、日本で買うよりも高く言われてしまいます。
ただ値段交渉と言ったって、いくら何でも、1gン百円のサフランはこの世にないと思っていないと、駄目です。

Istanbul-3.jpg

 さて、私がイスタンブールで買って帰りたかったもの、それはカラスミなんです。カラスミは安いものは養殖物だそうで、天然物は光をかざして見るとオレンジ色に透けて見えます。ちなみに養殖物は黄色ぽく見え、値段も安いんです。高いものと言っても長崎辺りから比べると、5分の1程度と言われていますので、これを逃す手はありません。イタリアのカラスミも美味しいのですが、トルコ産はどうでしょう?。
ガイドさんにお勧めの店を聞きました。店の名は忘れたけど、店の番号は15番だそうです。グランド・バザールから比べると、広い場所ではないので、迷うこともないでしょう。
イェニ・ジャーミー横の入り口からが1番店となっていて、各店の表にはどこかにこの店番号が表示してあります。
カラスミは店での試食の結果、味が気に入りましたので、ここ15番店で購入。長崎の様に塩辛くなく、まったりとしていて、帰宅後作ったカラスミスパゲッティーは、塩を多めに足しても良いくらいでした。
あと「キャビア」はトルコ語で「カハービヤ」から、イタリアでキャビアとなったらしく、トルコではイラン産もロシア産も有りますし、買いやすい値段ですので、お勧めかも知れません。これも試食してみると良いです。

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周りを蜜蝋でパックされています。食べるときはこれを取ってから。

私は旅行となると、ほんとに食べ物の話ばっかりですね。
スパイスは少しずつ買ってきたのですが、その中でトルコでは何にでも使うと言うミックススパイスをほんの少しだけ買ってきました。
買ってから現地ガイドさんに「これは何?」と聞くと、名前は付いていないそうで、肉料理から煮込み料理、ピラフにも使うスパイスだそうですが、「日本に持って帰っても、美味しくな~い」と断言されちゃいました。その土地で、気候や食材が合うから美味しいと感じるけど、場所が変われば駄目とのこと。
がしかし、帰宅して料理に使ってみて、このスパイスが最高に美味しいスパイスでした。「こ、こ、この味だぁ~」このスパイスを使うと、トルコを思い出せます。この味なら1Kg買っても良かった。
調合を聞いていませんので、舌を頼りに分析すると、パプリカをメインにオレガノ、クミンとわずかにシナモンかなぁと。もしかしたらガラムマサラも少し?。

バザール場外の商店街を歩き、この坂を越えるともうグランバザールと言うところまで行きながら、また坂を戻って別の道に入り、妻の興味の湧いた店に入り、商品探して店員との遣り取りをビデオに納めたり、また出てまた次へとやっていると、自由時間も残すところ1時間ほど。ここまで同じツアーのご夫妻一組にお会いしただけで、日本人観光客に全く会わず、でも途中の道で地図を広げると、「あっちガラタ橋、こっちグランドバザール」と誰かが声を掛けてくれたりします。ただ道を聞くなら通りすがりの人より、商店に入って聞く方が良いとのことですよ。時間もないのでエミノニュ広場に戻って、広場に面したカフェテラスで、チャイを1杯。トイレも拝借。一息ついてガラタ橋を中程まで歩くと、タイムリミット間近になって、この段落の文章と一緒で、慌ただしく集合場所に戻ることになってしまいました。それでも屋台で時季はずれの焼き栗を買い、アイラン(飲むヨーグルト)の味も忘れないように大きめ1つ飲み干し、チューリップも撮影して、広場の真ん中でぐるり周りを見回していると、、、、、、あと、2日、せめてあと1日いさせて下さいイスタンブールと、懇願したくなるんです。これから旅行が始まればと思えるのです。

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今考えれば、トルコ行は私にとって必然だったような、この地を選んだのは決して間違いではないと、色とりどりのチューリップを眺め、心に湧き出る思いは、去り難しイスタンブール。


仁川(インチョン)空港時間つぶしへ、つづく、、、、、
Secret

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